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沖縄で知った人参嫌いへの朗報

今日の沖縄は曇ったり

晴れたりおまけに豪雨

ずぶ濡れになりました。

それでも気温が22度以上は

あったので、冷たさもマイルドでした。

ところで、また食材の話ですが

スーパーフードに限らず

日常にある野菜で身体に良い

食材ってありますよね。

 

私は、どーーしても人参だけは苦手で

匂いも味もダメで食べることが

できないままでいました。

それが沖縄に来て、私にとっては

勇気あるチャレンジで

これだけ人参嫌いの私でも

美味しく食べれる人参を見つけました。

沖縄には「にんじんしりしり」という

沖縄料理があります。

 

沖縄県は人参の生産量が全国一です。

なので人参を使った料理も多くて

人参嫌いの私には困ったことでした。

一般のにんじんしりしりは、

にんじんしりしり用の

特別なスライサーを売っていて使用

します。

硬い人参用に歯も鋭く大きいです。

左側が、にんじんしりしり用の

スライサーです。

 

ここで「にんじんしりしり」をご存知

ない方に、紹介します。

「しりしり」とは沖縄の方言で

「擦る」という意味です。

作り方は簡単で、しりしりスライサーで

細くしたのを油とツナ缶ごと炒めて

塩胡椒で味を整えて

卵を割り入れて、よくかき混ぜる

だけです。

 

これは一般的なので各家庭で作り方

があります。

子供は蜂蜜を加えると喜んで

食べるそうです。

 

マーケットに行っても、お弁当買いに行って

も「にんじんしりしり」はあります。

ところが私は このオレンジの人参が

苦手で食べれずにいました。

そこで偶然手にしたのは

初めてみたレモン色した

「きんぴ人参」、「金美人参」とも

書きます。

 

これが人参の概念を変えました。

形や大きさは一般的人参と

ほぼ同じで色は鮮やかなレモン色を

しています。肉質は柔らかく、

人参特有の味も癖もありません。

とても甘みが強くて

味も染み込み、とても

美味しいのです。

 

上の写真は普通の「にんじんしりしり」です。

で、「きんぴ人参」は生のままジュースに

してもサラダでも人参嫌いには

美味しく食せます。

 

他に(黄)人参とか島人参があります。

黒人参もあるし、人参の種類を

じっくり見てしまいます。

収穫は11月から3月くらいまでなので

やっと「きんぴ人参」が安くなって

JAでも形の悪いのが出回り始めて

喜んでいるところです。

 

人参の栄養素はカロテンをはじめ

ビタミンA(レチノール当量も多く)

ビタミンB、ビタミンC,

カルシウム、鉄など良い事

ばかりです。

身近にこんな栄養のあるものが

あるのですから食べれる人には

ありがたいことばかりです。

 

 

人参は高血圧予防に含まれる

カリウムがナトリウムを排出する

作用があるので塩分摂りすぎを

調節し高血圧の予防に役立つと

されています。

 

しかも食物繊維が腸の働きを

活性化し脂質、糖、ナトリウムなどと

吸着して身体の外に排出する働きが

あることから、肥満や脂質異常症

(高脂血症)、糖尿病、高血圧

などの生活習慣病の予防、改善の

効果があるとされています。

 

そんな訳でして、この季節

「きんぴ人参」が並び出してから

我が家では「きんぴ人参」を

毎日ガッツリ食べています。

一年のうち、この季節だけ

私は人参を食べることが

出来るというわけです。

 

もし、人参が苦手な方が

いらしたら「きんぴ人参」を

取り寄せとかして試してみる事

をお勧めします。