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締め括りはロック!

残すところ今年もあと わずか

皆様 どのような一年だったでしょうか。

 

自分の音源もリリース出来ず

夢中で毎日を過ごすという一年でした。

今年3月に手術を受け、腎不全で

余命わずかという心配をした

うちの愛猫も適切な処置と

コツコツ通う点滴で生きることが

出来ていて、安心はできませんが

とりあえず動物病気編の方は

リズムが出来てきました。

 

体重も600g増えて

段ボール箱で遊ぶようになりました。

 

あれもこれもと、大きく変わった日常を

修復するのは難しいですが、

気長に自分のペースを作れるように

なれたらと思っております。

 

そんな日々で、沖縄に来たからには

オキナワン・ロック。

本土から、その為だけに来沖される方々

もおられるので、そこは恵まれて

いると思います。

 

令和元年の締めは勿論

 

オキナワン・ロック。

どんなに色々あっても

黄昏ちゃうような日でも

スコーンと抜ける空が

ドンと夜の帳を落とせば、

街の中に どこからともなく

三線やドラムの音

 

7th Heavenでロック忘年会。

わ、楽しそう……

の思いは、おおおおお!

に変わっていきました。

 

 

Michiさん、ヴォーカル凄すぎる。

聴き入ってしまいます。

オンステージとオフステージの差が

こんなに歌えたら、どんな気分なのでしょう。

 

 

そしてレイさんのステージ。

YESのあの変拍子を普通にこなし、

キーボード・ジョージ紫

ドラム・レオン

ヴォーカル・レイ

と並ぶと、親子で ここまで

ハイレベルな演奏をしている姿は

感嘆を通り越して

さらなる違った気持ちを

呼び起こします。

 

音楽は上手いだけでは味がありません。

そこに説得力、リスナーの想い、

ステージに惹き込まれるパワー

 リスナーとミュージシャンとの一体化

 

沖縄のロックは触れれば触れるほど

本土と違います。

民謡とか独特の音階は様々な

曲に反映されていたりしますが、

ことロックは短時間でドカンと

ノックしてきます。

 

これはライヴのMCで紫のチビさんが

おっしゃっておられましたが、

戦地に向かう米兵さん達が聴く、

最後の曲になるかもしれない

そんな時代を経たミュージシャン達が

真剣に呼応するという

ある意味、命の長さに食い込む

想像も出来ない圧力の中での

音楽生きて戻って来れたら

また聴かせてという緊迫した

ものだったそうです。

 

沖縄に住んでみて、東京に居たら

理解できなかった沖縄ならでの

問題の輪郭が浮かび上がってきます。

 

 

話は音楽に戻しますが、

そのような背景があるので

本土でよくやっている

トリビュートライヴとか

カバーとかいう感覚がありません。

 

チャンプルー文化とは よく

言い当てていて

音楽もチャンプルーに感じます。

 

忘年会ということもあって

この日は貴重なシーンを

拝見できました。

何と、ジョージ紫さんが

フロントで歌ってくれました。

プロコル・ハルムの

『青い影』です。

 

3ステージあって、ビンゴをやって

(私は7thheaven19周年Tシャツが

当たりました!今年のご褒美に思えました)

100円ジャンケンをやって

楽しかったです。

 

最後のステージは

城間健市さん。

いやー、ここまでで沖縄のロックに

衝撃を受けていたのに最後に

ダメ押しにガツンときました。

 

ジャニスをこんな風に歌える方が

ひょいと登場されては絶句です。

ツェッペリンもパープルも

何もかも、懐かしい曲を

あそこまでの演奏と歌唱力で

爆走していったら、もう頭の中は

空っぽになり、ひたすら

周囲の熱気に酔うだけです。

 

終わってからご挨拶をして

お話をして

ちょっと気持ちが動きました。

自分もライヴをやってみたいな

横から、「おいおい、それなら

リリースしていない音源をリリース

しろよ」と突っ込まれそうです。

 

どうでしょ

来年は少しでも動けるでしょうか。

自分の置かれた環境で、どこまで

何をすることが出来るか

 

沖縄の音楽は、とにかく深いです。

レベルも高いし、その地盤が

違い過ぎます。

 

1600キロ離れた東京から

沖縄に来れて、こんな素敵な

体験ができるって

神様に感謝です。

 

刹那的な時間を命をかけて

築いてきた沖縄の歴史が、

そこここにあります。

 

来年は、ほんの少しでいいから

自分なりの第一歩を踏み出せたら

と思います。

今年は何とか、このサイトを

作って頂き、ブログもボチボチ

とはいえ更新出来るように

なりました。

 

皆さまの応援で力を頂いて

います。

気長に見守って下さり

ありがとうございます。

来年も どうか あたたかく

見守って下さい。

それでは良いお年を

お迎え下さいませ。