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反社会的勢力

今月6日に13年ぶりにリリースされた
ザ・フーの新譜『WHO』が
今日 やっと届きました
缶バッジが付いてたっ!

 

内容に言及しません。
私は、このバンドについて
語り出したらキリがないので…
最近 よく感じることがあります。
感性に訴えるもの、感受性を刺激される
ものって、その時の自分の年齢に
大きく左右されるということです。
知識として、ある年齢になって観たり
聴いたりしたものと、自分から求めたり
その時偶然出会った物は差がありすぎます。
沖縄在住のせいか、他の人が
届いた!と書いているのに自分の元に
なかなか届かずハラハラしていただけに
CD一枚でhappy気分になれて
まずはホッとしました。

これからガッツリ聴き込みます。

で、話は変わりますが先日 中村哲医師の
ご遺体が成田にお帰りになりました。
しかし政府官僚は誰一人迎えなかった
というニュースを見て、これが今の
日本政府だと目で見た感じがしました。

 

憲法9条について熱く語っておられました
もの。
日本の素晴らしさは憲法9条にあると
はっきりおっしゃっていましたよね。

 

そんなんでため息つく時期は
過ぎているのを国民は感じています。
警察が介入出来ない問題を
日本政府が作っています。
「反社会的勢力」の定義について
「定義するのは困難」だと答弁書を
閣議決定してしまいました。
2007年に政府は「暴力、威力と詐欺的
手法を酷使して経済的利益を追求する
集団・個人」と定義しています。

 

この「反社会的勢力」と明記された指針
をきっかけに、経済界や銀行、
証券業界などが「反社会的勢力の排除」
を打ち出した歴史があります。

 

今まで企業努力や警察の取り締まりが
あったわけですが、この「定義するのは
困難」という閣議決定で、警察は
どのように捜査するのか疑問を持った
人達は沢山いるのではないでしょうか。
少し前、ワイドショーを賑わわせてきた
吉本興業所属芸人の問題も
まったく問題視する必要がなくなります。

 

私たちは、ここで気づかされます。
「反社会的勢力」に対して、時代と共に
変化するのを、これだけ見せつけられたら
「正義」が時代で変化するのを、
今ここで血を流していない戦争を抜きに
国内で安易に受け止めさせられる
価値観への暴力に屈していかなければ
ならないのか?と思います。
戦争では殺人が正当化されます。
価値観や誰でも悪だろうと判断する
ことを国が、ここまで覆そうと
しているということは
「今 現在」は無血の戦時中と
いうことになります。
Twitterで言い当てているTweetが
ありますので、ここに載せておきます。
山川健一先生の的確な文です。
子供たちに嘘や誤魔化仕方を
懇切丁寧に教える大人になっては
いけません。
どんな時代でも変わぬ正義も
あることを示していかなければ…
寒い季節に寒いニュース。
心に隙間風がヒューヒュー
入ってきます。