· 

台風17号

台風17号(名前はターファー)発生。
20日に沖縄・宮古島の南東に発達
しながら西北西へ進んでいます。
気象庁は、千葉県及び伊豆諸島に
おける被害が広範囲として23日頃を
中心に、復旧活動にあたって
十分留意するように呼び掛けています。


沖縄は台風の通り道だったりするので
台風のシーズンが来ると警戒します。


台風17号は 今 ちょうど外で
窓やサッシを風圧でバッフン、バッフン
と風圧と振動を体感しています。

こちらに来て、台風直撃を経験したり
東京に行っていてエアーが欠便に
なったり、条件付き運行になったりと
色々ありました。


天気予報を気にするようになりました。
大きな台風が来て、街路樹の強さ
大きくしなる様子、家屋の造りの工夫、
食材の備え…


さらには 台風でバスが止まると
病院も閉まってしまうので
事前に この近辺はあやしいと
思ったら、前倒しにしたりします。


今まで こんな風に大自然の動きを
気にして生活したことがなかったので
慣れるまで失敗続きでした。


ネットで調べて備えをしたものの
そんなのは 速攻で崩されました。


マーケットには“台風対策”のノボリ
が立っているワゴンコーナーが
できます。


そこには、乾電池、ランタン、
簡易ガスなど並びます。


食品はカップ麺やパンが
ドンと売り場から消えます。


教えてもらったことに
クーラーBOXは必須と言っていた
人がいました。
窓の内側にマスキングテープを貼ると
いいとか、窓に✖️にガムテープを貼って
補強するとか、外からに置いてある物は
寝かすとか、注意事項は幾つもあります。


クーラーの屋外機も飛ばないように
気をつけます。


屋外にある物を撤収するということ
も必ずやります。
植木鉢、固定されていない物、自転車とか
ゴミ箱など、とにかく屋内に入れる。


台風で一番被害が出るのは この強風で
飛ばされてくる飛来物に当たること
だったりします。

まだ台風の気配も感じないような
静まりかえった天気で
避難勧告やエリアメールが鳴ります。


市役所から放送が流れます。


木造屋に住んでいる場合は避難するという
自治体から指定された避難所に逃げる
という選択です。


こんな事を書いていると
私が さも教えてもらったことを
忠実に守っているみたいですが、
以前の大型台風で大失敗を
やらかしました。


外に置いてあるものを寝かす…
必ず室内に片付ける…


これを怠ってしまったばかりに
大事故を起こすところでした。


大きめの物置きが強風に飛ばされて
道路の反対側に行ってしまいました。


ベランダの鉄柵も飛ばされてなくなり
クーラーの屋外機も飛んでしまい…


外は すぐ真上をジェット機か戦闘機が
飛んでいるような大きな轟音です。
部屋中 地響きのような圧迫と不安です。


怖くて外に出られません。
台風が接近したら歩くことは
不可能になります。


そもそも風圧で玄関のドアを
開けるのも かなり大変です。


これでも台風対策していたつもり
だったのに、
窓の外から見えていた物が
なくなっていたので、
結果 レスキュウ隊のお世話に
なったことがあります。


今 思いだしても、申し訳なくて
仕方ありません。


本当に運良く、うちの大きめの物置き
が、人に当たらなくて幸いでした。


この時は オレンジ色の服を着た
レスキュウ隊の方達が
物凄く頼もしく見えました。


実際 あの大きな台風の中
出動して来て下さるのですから
頭が下がるばかりです。


台風17号の暴風圏に入った
海です。(20日の海)
車を停めているとユサユサします。
今回の台風の名前は「ターファー」
ですが、このように台風に名前が
付けられるようになったのは
2000年が最初だそうです。

それまではアメリカが英語の人名を
つけていましたが、2000年から
環太平洋の国や地域全部で
140の名前を出し合って
リストを作り、台風の発生順に
つけていくことになったそうです。

そのリストを見ると日本がつけた
名前は「テンピン/てんびん座の意」
「ヤギ/やぎ座の意」
「ウサギ/うさぎ座の意」
「カジキ/かじき座の意」
「カンムリ/かんむり座の意」
「クジラ/くじら座の意」
「コグマ/コグマ座の意」
「コンパス/コンパス座の意」
「トカゲ/とかげ座の意」
「ハト/はと座の意」


とありました。
全部 星座の意味なのって日本だけ。


日本なら「フジ」とかありそうだと
思っていました。


他の国は花の名前が幾つもあり
「チャンパー/赤いジャスミン」
なんて不気味だけれど
なかなかのネーミングセンスかと。


台風のネーミングの多様さに
眺めている場合ではありません。


そして最も本島に21日のお昼頃
近づきました。


玄関ドアが風圧で なかなか
開きませんでした。
思い切り引っ張って開けたら
身体を強風で持っていかれ
1メートルくらい飛ばされ
そばにあった鉄柵につかまって
セーフ。

道路状況を調べてから出た
のですが、実際に行くと
どこに倒木があるか、冠水してるか
わかりません。


信号機が幾つも停電していました。
道路は雨が強風で波を打つように
走っていきます


本島では約3万世帯が停電になって
いるとのこと。


これから さらに大型台風が来る
のでしょうか…


この台風で さらに被害出ません
ように。