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それでも明日は来る②

9月に突入しました。

台風が3つ発生…

直撃コースみたい。

とほほ…

 

こんにちは、Nachikoです。

 

話の続きです。

 

沖縄を目指してから

病気のワンコ2匹は新幹線

(東京駅から〜鹿児島中央駅)→

車(鹿児島中央駅〜鹿児島新港)

フェリー(鹿児島新港〜那覇港)

→車(那覇港〜 新居)で。

 

新幹線に乗れない大きさのワンコ1匹と

ニャンコ1匹は車(東京〜大阪南港)

→フェリー(大阪南港〜志布志港)

→車で陸路(志布志港〜鹿児島新港)

→フェリー(鹿児島新港〜那覇港)

→車(那覇港〜新居)

 

飛行機なら ビューンと すぐなの

ですが何せ、ウチの犬猫は

飛行機に乗せない方が無難だと

獣医に言われたので、

ちょっとしたエピソード

だらけの大移動になりました。

 

飛行機で2時間ちょっとの距離を

これだけ手間暇かけて移動すると

頭は そのことだけで

その時はイッパイになります。

 

いつもは賑やかな2匹のワンコ達は

長距離の新幹線の中では

おとなしくて助かりました。

 

鹿児島新港からのフェリーは

ペット室というのがあって

その日は ウチの子達だけだったので

ワンコ家族は安心したみたいでした。

 

フェリーは食堂がオープンする時間に

なると船内放送が流れました。

オープンしている時間は そんなに

長くないので、遅れると

売店でカップ麺を買うことになります。

 

名瀬(奄美大島)

亀徳(徳之島)

和泊(沖永良部島)

与論(与論島)

本部(沖縄)

那覇(沖縄)

 

という航路でした。

約27時間くらいかかりました。

 

私の やっていたことは

ワンコ達のご飯

自分が船内で食事するのに遅れない

甲板でのワンコの散歩

あとは ひたすら海を眺める

 

一つの港に着くと

30分停泊します。

 

船が動くと港の人達が手を

降ってくれます。

 

緩やかな船のスピードは

心地良い潮風となって身体を

包みます。

 

徐々に踏み入れたことにない世界に

自分が運ばれていくような感覚でした。

 

大海原が海と空だけしか見えない

ことさえ時が止まったような

感覚で頭で理解していることが

何て薄っぺらかと思いました。

 

「ワン!ワン!」としか言わない

ワンコも甲板では人間的でした。

 

ここが 何処なのか、

わかっていなくても

嬉しそうで足取りも軽く

怖がりな子が怯えることも

ありませんでした。

 

船から見た夕焼けは

ひたすら荘厳で、自分も

夕焼け色に染まりたいと

思いました。

 

船が先へ進むに従って

自分にこびり付いている薄皮になった

垢が潮風に剥がされていくのを

感じました。

 

どんな時も

それでも 明日か来る。

 

いや、残酷なまでに

それでも明日は来てしまう…

 

漆黒の海を見つめながらも

そこに闇などない気もする一方、

漆黒の海に計り知れない怖さを

感じました。

 

それでも 淡々と海を見つめる

ワンコの横顔が妙に哲学的で、

案外 犬の方が本能的に

わかっているのかもしれない

なんて思いました。

 

フェリーのペットルーム

 

フェリーの食堂の定食

 

ひたすら海を見つめるワンコ

 

夕焼けは長く続きました。

 

そして私達は 沖縄の地へと

たどり着きました。

 

長い長い道のり。

物理的とかではなく、

押し込められて来た今までから、

ここまで至る道のりが

何十年もかかったのでした。

 

さて…

これからが スタートです。

この続きは また明日。

では。