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ハイビスカス

ニュースでは やや気温が下がって

いる様子ですが、

ここ沖縄では 太陽のパワーが

強く 肌にジリジリ。

 

天気予報で紫外線予報とか

あって なるほどと思います。

 

こんにちは、Nachikoです。

沖縄に訪れる度、街 街道 家々などの

ビビットさに目を奪われます。

 

ブーゲンビリアで覆われたアパート

沖縄独特の屋根、頼もしいシーサー

建物はカラフルでパステルカラーの

マンションやアパート

 

中でも大好きなハイビスカスが

夏は小ぶり

冬は大ぶりと

一年中咲いているのは

とても嬉しくなることです。

 

ハイビスカスといえば

私が何度も観てしまう映画

『ホテル・ハイビスカス』の

タイトルにも入っています。

 

『ナビィの恋』の中江裕司監督の

作品で、ロケ地は

名護市辺野古です。

 

この“辺野古”という地名だけで色々

考えさせられてしまうのですが

何といっても この映画では

その世界観とトーン、

登場人物の魅力にガツンと

やられました。

 

小学3年生の美恵子が主人公で

その破天荒で天真爛漫な様子や

彼女を取り巻くユニークな

家族関係に 改めて

家族の在り方を考えせられます。

 

核家族ばかり増える一方

沖縄は おじー、おばーが

大切にされ同居しているお宅が

多くあります。

 

東京に住んでいた頃

私が持っていた夢の中に

山羊を飼って一緒に散歩したい

というのがありました。

 

亡き祖母は東京タワーの近くの

我が家の屋上で鶏を飼い

産みたての卵を食べるとか

スイカを植えて(カラスに食べられた)

食べるとかチャレンジしていました。

 

母に叱られて喧嘩になっていて

面白かったですが、

ひそかに私は山羊を飼うという

夢がムクムク育っていました。

 

もし自分が家を建てたら

玄関に二階から滑り台を絶対つける!

とか こだわりは ありました。

室内にブランコとか。

 

このブランコは 後に

大きなブランコ椅子を買うことで

多少は満足したのですが、

その気持ちは 室内に

ハンモック!となっています。

 

で、この山羊を飼うという件が

叶っていないうちに

『ホテル・ハイビスカス』を観ました。

 

おばーが山羊を飼っていて

家の入り口に番犬みたく

繋いであるのです。

 

このシーンを観た時の私の

胸はトキめくばかり。

 

山羊を連れて近所に出かける

シーンは シビれてしまいます。

 

過酷な背景を匂わせながら

そこで明るく生き抜く姿は

感動でしかありません。

 

森の精霊ギジムナーが出てきて

私は それが現実の話だと信じます。

 

沖縄を代表する方達も登場します。

本当に贅沢な映画に感じます。

 

沖縄の複雑で大変な環境で、

こんな風に素敵に生きている一家が

あるという観終わったあとの

心地良さが 私には

たまらないのです。

 

至るところに神が宿り、

年寄りが大切にされ

灼熱の太陽に汗がキラキラ輝きを

放つ…

 

この映画の中心拠点のホテルの

名前がハイビスカスなのは

とても納得がいくのです。

 

雨風 台風を平然と受け流し、

それぞれ違った種類の

ハイビスカスは

一年中 華麗な花を咲かせます。

 

ギジムナーに会いたくて

室内にガジュマルの鉢を置いています。

 

もしギジムナーに会えたら

ご報告します。

では では。今日はこの辺で。